こんばんは。ぶーあんです。
クロス(壁紙)について、考察します。
今回は、クロスを選ぶのが難しい3つの理由を考えてみました。
性能の問題
トイレなど、多くのオプション品には、性能・機能が違い、
その差が値段に反映されていることが多いです。
例えるなら、トイレだと、
「タンクレスになると、高性能になるため、値段が上がる」
などのケースです。
また、多くのハウジングメーカーの中から、
今回、私が一条工務店を選ぶ理由も、そこにあります。
「家は性能」ということですよね。
みなさんも、いい性能を追求したからこそ、
一条工務店を選んだと思うのです。
だから、クロスもいい性能を選びたい・・・
そう思いませんか?
でも・・・単純に 性能・機能では選べないのが、クロスなのです。
クロスは、その人のセンス、好き嫌いがすごく反映されます。
もちろん、クロスにも性能はあります。
「防カビ」とか「傷に強い」とかですよね。
でも、これ、ほぼ無視で良い、と思います。
多くのクロスは、これらの標準性能をクリアしているからです。
そして、好みではなく性能で選ぶと、もったいないからです。
そう、クロス選びの基準は、「性能」に置くべきではなく、
「どういう色、模様、組み合わせが好きか?」に置くべきなのです。
性能では選べない。
これこそ、(性能優先で一条工務店を選んだ人は特に!)クロス選びの
難しさがあると思うのです。
時期の問題
クロスを考える時期は、間取りや照明、外構のプランが概ね完成し、
最終の着手承諾書間近です。
この時期にもなると、上棟枠の都合上、
最終着手承諾書の締め切りが近づいていて、
クロス選びに時間をあまりかけられない、というケースも多いかもしれません。
また、間取りや照明を選ぶので力尽きてしまい、
機能面ではほぼ差がないクロスにまで
こだわる余裕がなくなってしまう可能性もあるでしょう。
「クロス選びは、(体力的に余裕のある)家づくりの前半にはできない」、
ということが、クロス選びを難しくしていると思います。
価格の問題
最後に、クロス選びを一層ややこしくするのが、その価格にあると思います。
多くのオプションは、採用する・しない、の2択、つまり、
お金を払う・払わない、のどちらかなのですが、
クロスは、そのデザイン、オプションかどか、メーカー品かどうか、などによって、
値段構成が大きく異なります。
少しオシャレな仕様外品を入れるとすごく高くなってしまうのです・・・
まとめ
「寝室を6帖から8帖にしたい」というような間取りの変更は、
一度家が建ってしまうと、変更はききません。
でも、クロスは違います。
クロスは、たとえ気に入らなくても、
お金を出せば張り替えることができるのです。
そのため、ついつい、家づくりの中で、
優先順位は高くならないことが多いと思います。
事実、私も、
間取り、照明、トイレ、床、などは、すごく考えました。
でも、クロスに関しては、「標準の白でいいや」と考えていました。
ところが、(性能で選ぶのがむしろ億劫な)妻が、
クロスにこだわってくれました。
おかげで、妻も満足いく少しオシャレな内装に出来上がったと思います。
ほぼ家の総額が分かってくる頃に始まる、クロス選び。
「もう予算ギリギリで、無理ー!」ってなりやすい、打ち合わせの後半、
ついつい、「クロスは(お金がないので)標準で!」となりやすいと思われます。
でも、最後まで力尽きずに、満足いくクロスを選ぶのも大切ですよ。
家にいる間は、ほとんど壁や床が目に見えているわけですから。
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