キッチンのタッチレス水栓をオススメしない3つの理由(一部修正あり)

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ぶーあんです。

 

キッチンで採用できる「タッチレス水栓」

すごく魅力的で、当初、採用を考えていたのですが、
このたび、採用を見送ることにしました。

その経緯を紹介します。

 

2017/3/14 紫色で、一部加筆修正しました。

 

 

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職場のタッチレス水栓を日々利用している

実は、私の職場では、多くの水栓が、タッチレスになっています。

少し型が違いますが、
一条工務店で採用できるのと同じLIXILのものです。

今回、オプションを考えていく過程で、
キッチンのタッチレス水栓が、少し近未来的に思えて、
ぜひ採用したいと思っていました。

そのため、あらためて、
職場のタッチレス水栓を何度も見直してみました。

 

wash hands

水を出す・止めるのどちらを優先?

 

 

メリット 泡まみれの手でOK

さて、タッチレス水栓のメリットはコレに尽きると思います。

すなわち、「蛇口をひねらなくても、水がとまる」ということです。

 

例えば、次のようなシーン、あなたは経験ないですか?

  1. 食べ終わったお皿やお茶碗をシンクに持っていく。
  2. 水を出して、水に漬けておく、または、水洗いする。
  3. 水を止めて、スポンジに洗剤をつけて、食器を洗う。
  4. 水を再び出して、洗い流す。
  5. 水を止めて、食器を乾燥させる。

もちろん、「水を飲みたいから」「水を汲みたいから」など、
別の用途もあります。

でも、「食器を洗う」・・・これが、
一番よくあるキッチンの水道の使いみちだと思います。

私が上の1-5のステップのうち、
注目したいのは、ステップ4です。

 

まず、ステップ2で、水を出す必要がありますが、
これは、別に自動でなくても(タッチレスでなくても)問題ありません。

手をかざすか、蛇口をひねるか、大きな違いはないです。

 

でも、ステップ4は違います。

泡だらけのスポンジを持った手で、
水栓をひねるのは、できれば「避けたい動作」ではないでしょうか。

 

泡まみれの手で蛇口をひねると、
最終的に、その蛇口を、水で再びきれいに洗い流してから
閉める必要があります。

 

もしも、タッチレス水栓だったら・・・
「さっ」とかざすだけで水が出てきます。

水栓まわりが泡まみれになることはありません。

 

 

また、外科医が手術するような、ドラマや漫画などを
見たことはないでしょうか。

外科医は、手術室に入る前に、
よく「手洗い」をしています。

その水栓も、タッチレスになっています。

外科医の手

手術で手洗いは必須。タッチレス水栓。

 

なぜなら、せっかく手を洗ったのに、
最終、水を止めるために蛇口をひねると、
蛇口についているバイ菌で手が汚れてしまうからです。

 

特殊な状況下で、水を出すこと。

水を止めること。

これらに、優れていると思います。

 

いいなー、採用したいなー。

 

そう感じるかもしれません・・・が!!!
これらをひっくりかえすほどのデメリットを3つ挙げます。

 

 

 

 

 

オススメしない理由1 反応が早くない

私が採用を見送った、最大の問題はコレ。

タッチレスの反応が敏感ではないんです。

 

よくあるのが、次のようなシーン。

  1. 水を出したいので、手をかざした。
  2. 「あれ?反応しないなあ」と、もう一度かざす
  3. 水が出て、すぐに止まる。

これ、つまり、
反応が遅いということです。

 

ステップ1で、すぐに反応すれば、ステップ2は起こり得ないのですが、
タイムラグが存在するのです!

 

「あれ、タイムラグかなあ」と思って、
手をかざしたけれど、しばらく待つ・・・けど・・・
水が出ない。(これは、手をかざしたのが認識されていなかったパターン)

 

 

もうね・・・

 

 

これ、めちゃくちゃストレスですよ。

 

 

 

だって、水を出したいのに、出ないのですから。

そこに蛇口があって、ひねるとすぐに出るのに、
出ないのですから。

 

メリットにもかきましたが、
水を止めるには、タッチレスはいいんです。

 

水を出すのに、タッチレスは不要なんです。

 

 

 

 

 

オススメしない理由2 勢いを変えられない

実は、あまり気づかないないで(無意識下に)、
我々は、蛇口を捻っているはずです。

 

 

ほそーく、ゆっくり、と、水を出したい時は、
蛇口を、そーっと、ひねりませんか??

 

バケツに水をためたい時、お風呂に水を入れる時、
蛇口をどーんっと、ひねりますよね??

 

 

 

 

コレね・・・

タッチレスではできません!!

 

 

設定した水量で出てくるのです。

だって、タッチレスって、ON OFFだけのスイッチなのですから。

 

 

これも、不便ですよ〜。
コーヒーを飲んだ(小さな)カップを水洗いしようかな、と思って、
タッチレスに手をかざすと、どーんって、水が出て、
あたり一面、水浸しになるのですから・・・

 

かといって、電気ポットに水を汲もうとして、
チョロチョロ〜としか、水が出なかった時は、もう・・・

 

 

イライラMAXですよ。

 

 

上にも書きましたが、
水を出すのに、タッチレスはまったく必要ありません!!

 


(2017/3/14補足)
 現状のモデルでは、できるようです!
キャリーさん、ありがとうございました。

LIXIL | 水栓金具 | ナビッシュ(非接触水栓・タッチレス水栓) | 特長 | タッチレス機能
キッチン用タッチレス水栓【ナビッシュ】は、水栓に触れなくてもセンサーに手をかざすだけで吐水/止水ができる、非接触水栓です。ナビッシュの特長は「快適操作」。キレイに使えてお手入れもカンタン。省エネ性能も優れています。

 

 

 

 

 

オススメしない理由3 温度を変えられない

普通の蛇口を想像してもらうと分かると思うのですが、
1つタイプの蛇口には、「水量」「温度」
2つの機能が割り当てられています。

 

つまり!!

「水量」を変えられないのと同様、
「温度」も変えられないというわけです。

 


(2017/3/14補足)
現状のモデルでは、できるようです!
キャリーさん、ありがとうございました。

LIXIL | 水栓金具 | ナビッシュ(非接触水栓・タッチレス水栓) | 特長 | タッチレス機能
キッチン用タッチレス水栓【ナビッシュ】は、水栓に触れなくてもセンサーに手をかざすだけで吐水/止水ができる、非接触水栓です。ナビッシュの特長は「快適操作」。キレイに使えてお手入れもカンタン。省エネ性能も優れています。

 

 

 

 

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まとめ

私は、職場のタッチレス水栓に、もうイライラMAXです。

なんて、融通きかないやつなんだ!って。

 

こっちは、水を出したいんだ!(なぜ出ない!?)

こっちは、もっとそーっとした水がほしいんだ!(なぜドバーッと出る!?)

こっちは、熱い湯がほしいんだ!(なぜ冷たい!?)

 

 

これらのデメリットを上回るほどの能力が、
タッチレス水栓よ、君に備わっているというのか??

 

なーんて・・・

ずーっと、タッチレス水栓に向かって説教しています・・・

 

 

オプションとして、お金を出してでも採用したい・・・と、
私は思わなくなりました。

 

 

 


(2017/3/14補足)
最近のモデルは、水量も温度も調節可能になっているようです!
少し古い情報を載せてしまっていたようで、すみません。

あとは、反応が良くなっているのかどうかですかね。

反応速度は、個人で体感速度に違いがあると思いますので、
やはり、体感してからの方がいいかもしれないです。

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コメント

  1. キャリー より:

    タッチレスは水量も温度も
    変えられますよ(*´∀`)

  2. ぶーあん より:

    キャリーさん、

    ご指摘ありがとうございます!

    LIXILのホームページ見てみました。今、できるんですね!!

    職場のが古いものだったのかもしれないです。
    一部修正しておきます〜

  3. ぶーりん より:

    反応は良いです。蛇口ひねるより、はるかに早いです。種類も色々有るので、選択の楽しみもあります。重い鍋や加湿器の給水で両手がふさがってても顔を近づけて反応して便利です。

  4. ピコ次郎 より:

    ON/OFFの反応はいいと思います。うちの家族に限ってですが、特に反応でイライラした事は無いですね。
    感じ方に個人差があるかもしれませんが。

    我が家は飲用は別の水栓があるのでタッチレス水栓は食器洗い用です。水量調整の頻度は少ないです。飲用と分ければイライラする機会が減るかもしれませんね。

    温度についても、冬はお湯、夏は水と季節毎に変える程度なので頻度が少なく余り不便に思っていません。あくまでも我が家の場合です。

    逆に我が家は付けて良かったオプションの一つであります。

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