みなさん、こんにちは。
我が家は、さらぽかを導入しています。さらぽかは「夏でも快適にすごせる」とうたう、一条工務店のオプションです。
ところで、梅雨が明けたと思ったら異常な暑さがやってきましたね。昨年の夏もとても暑くて、残念ながら、さらぽかだけでは快適な生活を得られませんでした。
今年の夏は、これまで比較的涼しく、さらぽかの標準設定だけで快適な日々を過ごしていました。しかし、この異常に暑い日々の到来にびっくりしています 。はたして、この暑さに、我が家のさらぽか環境は耐えられるのでしょうか??
ご紹介しようと思います。
さらぽかの標準設定では、この暑さに耐えられない
結論から言いますと、さらぽかの標準設定では、この暑さに耐えられません。
つい先日までは、さらぽかの標準設定だけで、快適な家の環境を得ることができてました。でも、梅雨明けの頃から次第に暑くなりました。そして、8月1日の夜、異常に暑い熱帯夜を実感し、家環境の温度設定の対策が必要になりました 。
異常な暑さ
毎日のテレビのニュース。そこでもトップニュースで流れていますとおり、熱中症が心配なぐらい異常な暑さが続いています。次の図は、気象庁が報告しているものです。
私の住んでいる地域では、夜にも関わらず、30度を超えるような温度になっています。これほどの異常な高温が、この先数日も変わらず続くと言われています。
もう、これは異常事態です。どのような家でもエアコンが必須といえる気温です。もちろん一条工務店の家でも、エアコンは必要だと思います 。
さらぽかの標準設定
さらぽかの標準設定は、
・サーキュレーター:弱
です。まだ比較的涼しい時期であれば、サーキュレーターを動かすだけで涼しく感じます。それでも暑くなってきたら、床冷房をオンにします。床冷房の標準設定温度は25度で、これは床暖房の標準設定温度と同じです。この床冷房とサーキュレーターのセットがさらぽかの夏の基本設定になります。
我が家の状況
2019年8月1日の夜、いつものように自分の小さな書斎でMacに向かっていました。書類作業をしていました。でもこの日、いつもより暑いと感じていました 。
書斎の隣の部屋が寝室です。そこで寝ていた小学生の子どもが起きてきたのです。どうしたのかなと見に行くと、なんと額に汗がびっしょりだったのです。これで、この暑さは異常だと認識しました。そう、私にとって「暑いかどうか」の指標の一つが「子どもが汗をかいているかどうか」なのです。
この時の気温と湿度は次の写真の通りでした。気温32度、湿度42.5%でした。
この時、さらぽかの設定は次のとおりでした。
サーキュレーター:弱
床冷房はいつからか、標準設定温度の25度から24度に設定温度を変更していたようです。
快適にするために、したこと
二つの設定を行いました 。一つは、持ち込みで一条工務店につけてもらったエアコンのスイッチを入れたこと。そしてもう一つは、さらぽか設定を変更したことです 。
エアコンとの共存
夜24時を回る頃であり、夜間暑くて眠れないのは大変です。なので、深夜の家の中を一人でうろうろして回りました 。
まず、年に数回しか動かすことがないエアコンのリモコンを探しました。もちろん電池は入っていないので、電池も一緒に探し出しました。リモコンの電源を入れて、時刻設定を行いました 。そして、寝室の壁につけてあったダイキンのエアコンの電源を入れたのです。
このダイキンのエアコンは、以前マンションで住んでいた時に買ったものです。まだ買って間もない新しいエアコンだったので、さらぽかの家を建てるときに、持ち込みで一条工務店に付けてもらいました。2台あって、それぞれ親の寝室と子どもの寝室につけてあります。
さらぽかの設定を変更
次に、さらぽか全館床冷房の設定を変更しました。全館24度になっていた設定を
に、設定温度を下げました。
2階の温度を1度下げた理由は、冷気は二階から一階に降りるという特徴があるためです。たとえば、2段ベッドでもそうですが、同じ設定温度にしていると、上の方より下のほうが涼しく感じると思います。つまり、2階を涼しくしておくと、自然に1階も涼しくなるんです。
また、サーキュレーターも設定を変えました。風の強さは、3段階で調節できます。これまで、「弱」でしたが、
にしました。
これにより、風の音(いわゆる扇風機が回るような風をきる音)は、少し大きくなりましたが、寝られないような音ではありません。
まとめ
電気代のことを気にすると、エアコンをつけるのを躊躇してしまうことがあります。でも、家の中で熱中症になっては元も子もありません。それほどこの暑さは異常だと思います。
また、何より自分の家なのに、くつろげず、暑さで苦しむというのは避けたいものです。
だから、私は「家で節約して我慢するよりも、少しの電気代を使って快適に過ごせること」を優先しています。
夏の暑さ対策として、エアコンは、やっぱり必要になると思います。エアコンは最初に動き出す時に一番電気代がかかると聞いたことがあります。なのでエアコンの電源をつけたり消したりするのは、電気代のことを考えるとあまり良くないのかもしれません。
一条工務店の家は断熱性と気密性が優れている魔法瓶のような構造ですので、家の中の温度をある快適な温度にいったん下げることができたなら、エアコンはほとんど働かなくても済むことになります。
エアコンは室内の温度を下げるそのスピードに優れていると思っています。床冷房(これは、床暖房でも同じことが言えますが・・・)は、2ー3日かけて、ゆっくり温度を設定温度にもっていくイメージがあります。「今、暑い!」と感じた時にさらぽかの設定温度を変更しても、即効性はなさそうなのです。
今回、快適に眠れるように、まずは温度を急いで下げる必要がありました。そのために、エアコンに最初がんばってもらいました。また長期的にゆっくりと快適な温度に下げられるように、さらぽかの設定温度を変更しました。
次の日の書斎の気温は、次の写真のとおりです。
1度下がって、気温31度になっていました。それでも、前日の夜の温度よりは随分マシだと感じます。室内で風が発生し、空気が循環しているからでしょうか。ひとまずこの設定でどうなるのか様子を見たいと思います。
今回、詳しい説明は省きましたが、湿度は高くありません。これは、さらぽかで搭載される「デシカント」のおかげと思います。湿度が高くないと、気温が31度でも不快には感じません
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