お金の話です。
前回、消費税について、少し考えてみました。
今日は、「お金の価値」について、考えてみました。
家を買うのに必要な「お金」は少ないほうがうれしいはず
できるだけ日々の生活の負担にならないように、
ローンを組むなりして家を買いたいですよね。
お金の価値に絡む因子は、いくつかあると思います。
一つは、前回少し考えた消費税。

わたしは消費税はまだ上がらないのではないかな?と思いますが、
政府が決めることなので、分かりません。
でも、消費税が8%と10%では、
やっぱり、8%の時にお金を払ってしまう方が安くあがるはずです。
一つは、住宅ローンの金利。

金利が1%を割っている状態がしばらく続いていますが、
2017年4月頃から少しずつ金利が上昇傾向ではないかと思っています。
そして、そもそもの「お金の価値」についてです。
お金の価値
例えば、為替(かわせ)。
日々、日本の「円」は世界市場で、その価値は動いています。
たとえば、FXは、ドルや円などの運用を利用する投資ですよね。
円やドルの価値をうまく利用してお金を稼ぐものです。
だから、極端な例をあげてみると、
「(日本で)今月の給料30万円だった」といっても、世界的に見ると、
1ドル = 100円 市場ならば、3000ドルの価値だし、
1ドル = 200円 市場ならば、1500ドルの価値。
日本で過ごしている間は同じでも、
例えばアメリカなどでドルで商品を買う場合は、
払う金額が2倍違うということになります。
日本の「円」の価値は、日々、変わっているということです。
では、現在はローンを組むのに「お金の価値」は有利にはたらく状況なのでしょうか?
わたしは、おそらく「今、ローンを組むと有利になる」と思います。
その理由は、
現在、安倍晋三 首相の経済改革によって、人材不足が起こり始めているからです。
人材不足が起こってくると、次に起こるのは、
いい人を雇いたいために、給料を増やすということなんですよね。
・・・でも、まだ実感できませんけれどね・・・
もし、うまく給料が増えてくる好サイクルに入ると、
今3000万円借りた(ローンを組んだ)としても、
どんどん自分の給料が上がり続けるわけなので、
その負担額は相対的に下がってくる、と思うのです。
「月収30万円における月5万円の負担」と
「月収40万円における月5万円の負担」なら、
「月収40万円ある場合」のほうが、5万円の負担は軽いはず、ということです。
まとめ
今、デフレ脱却に向けて、雇用が回復してきています。
株価も20000円を回復する程です。
その結果、人材不足が言われてきています。
でも・・・まだ、「給料・所得の上昇」にはたどり着いていません。
今後の長期予想です。
もし、このまま政府がうまく経済を回復していけるならば、
やがて、給料が上昇してくるはずです。
そうなれば、今、ローンを組んでおくと、
その後、長期にわたり給料が上昇する(契機が回復する)ことによって、
今組むローンの総額を相対的に軽くすることになるのでは?
と思うのです。
もしも、バブルの時のような好景気のときに3000万円借りていた場合、
不景気におちいって、給料が下がると
「月収50万円のうちの5万円」が、
「月収30万円のうちの5万円」となってしまい、
同じ3000万円でも、負担が重く感じられるのではないかな、と思うのです。
不安定な因子、例えば北朝鮮のミサイルのこととか、
たくさんありますので、未来は分かりません。
この失われた10年、とか、失われた20年、とか、いろいろ言われていますが、
今後は、株価の回復なども考えると、
よくなっていく方向になるのではないかな、と思いますし、そう期待しています。
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