ぶーあんです。
一条工務店の展示場の外観、カッコイイですよね。
あの外観を理想に、一条工務店に決めた人もいるはず。
今日は、外観を中心に考えた間取りについて、
私が考えたことをお話します。
(あくまで、わたしの考えです。
実際の間取りではもっと複雑な問題が絡んでいると思います)
一条工務店の展示場の一般的な外観とその間取り
中央が直方体で、その左右が一段階くぼんだ形。
そのくぼみにちょうどいい感じでバルコニーが備わっている。
これが、私がよく見かける「一条工務店の展示場」タイプの家の外観です。
この外観、わたし個人的には、けっこう好みです。
「展示場」タイプの外観にする間取り
ところで、私が設計士さんと打ち合わせを繰り返し、
最終的にできた間取りは、
まったく「展示場」タイプではない外観でした。
特に後悔はしていないのですが、
どうすれば、あの「展示場」タイプの外観にできたのだろうか、と、
打ち合わせ後に考えました。
ところで、私が打ち合わせなどで通っていた展示場も、
もちろん、この「展示場」タイプの外観でした。
そして、その間取りで気づいたことがあります。
家の中央のオープンステア
家を右、中央、左、の3つに分けて考えます。
「展示場」タイプの家に近づく間取りを得るために、
私が考えたのは、「家の中央にオープンステアを置く」という間取りです。
こうすることでオープンステアのある中央部分が直方体に近い形になります。
そして、右と左の2階の部屋に、バルコニーをつけるのです。
右、左の1階も同様に少し凹ませて、玄関などを置く間取りにします。
検討したことがないのですが、
もしかすると、ボックスタイプの階段でも、同じかもしれません。
何を優先するか
実は、わたしは間取りの打ち合わせの最初の段階で、
「2階建てで、吹き抜けが欲しくて、・・・」という希望を出しました。
この「吹き抜け」のトレードオフとして、
「展示場」タイプの外観があるのではないか
と考えました。
「展示場」タイプの外観を得るために、家の中央にオープンステアを設置すると、
当然、家の中央に吹き抜けができあがります。
でも、それは、オープンステアのための吹き抜けで、けっして広いものではありません。
(もっとも、広い家は別ですけれど・・・)
では、「吹き抜け」を優先して家の間取りを考えるとどうでしょうか。
私の場合、家のダイニング 4×4 マス を吹き抜けにしました。
こういう広めの吹き抜けを作ろうとすると、
一般的なサイズの家では、
家を右・中央・左の3分割構造にするのは難しいのではないでしょうか。
吹き抜けのある場所とない場所の2分割構造(例えば、吹き抜けのある右と、ない左とか。吹き抜けのある右・中央と、ない左とか。)になりやすいです。
展示場タイプの、
(2階にバルコニーを作る)右、
(オープンステアと吹き抜けのある)中央、
(2階にバルコニーを作る)左、
の3分割で、広い吹き抜けを作るのは(普通の大きさだと)難しいと思うのです。
まとめ
わたしは、外観を優先せず、吹き抜けを優先したため、
「展示場」タイプの外観にはなりませんでした。
「展示場」タイプの外観にするには、
・家を左、中央、右、の3分割で考えて、
・左と右の2階の部屋の外観にバルコニーを設置し、
・1階も2階の部屋と同じように1マス小さくする
のが良いかもしれません。
そして、この場合、広い吹き抜けは作りにくくなる可能性があります。
また、逆に、広い吹き抜けが欲しい場合、
・それは多くは、リビングやダイニングに作られるので、
・2階にバルコニーを設置するのはもったいないし、
・1階も当然、リビングやダイニングを広く取りたいはずなので、
どうしても「展示場」タイプの外観にはなりにくいと思います。
吹き抜けも、バルコニーも、1/2坪換算の計算になると思うので、
予算を削るために、「バルコニー」と「吹き抜け」のどちらを作るか。
これはすなわち、
外観を優先させるか、広い吹き抜けという内部環境を優先させるか、
につながる問題になるかもしれません。
なお、「展示場」タイプの外観にすると、
ハイドロテクトタイルの2色の塗り分けを考えやすくなります。
キレイな長方形のような形の家では、
2色にわけにくくて、わたしも随分悩まされました。
みなさんは、外観を優先させますか?それとも広い吹き抜けを優先させますか?
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