ぶーあんです。
先日、20代の後輩が悩んでいました。
その悩みとは、
「妻にマンションを買いたいって言われて、昨日見てきました。あと3つ残っていて、すぐに申し込まないとなくなりますって言われたんです。今の職場で転勤はないと思うので、そろそろ賃貸に払っているお金もったいないな、って思うので・・・でも、昨日の今日で決めろって言われても・・・人生で一番高い買い物をすぐに決めるのもどうかなって思って・・・」
わたしが考える、アドバイスです。
賃貸から卒業したい理由は?
どうして、家が欲しくなるのでしょうか?
「結婚したことを機に、家を建てるものと考えた」
「賃貸のお金を払うのがもったいないと思うようになった」
「子どもの校区を考えて、いいところに住みたくなった」
人それぞれ、違うと思います。
わたしの場合、以前に紹介しました。
今回、後輩は、
「賃貸のお金がもったいない」
「妻が家を欲しがっている」
「将来的に校区のいいところに住みたい」
と感じているようですね。
マンションの営業さんから、残りわずか!って言われてしまうと、
グラグラ・・・ってなってしまいそうですが、ちょっと待って下さい!
自分の望む家の条件は?
後輩の意見に対する、わたしの考えです。
「賃貸のお金がもったいない」
例えば、月に10万円を賃貸で払っている時。
確かに、35年のローンなどを組めば、同じ金額払い続けることで、
何らかの家を買えるとは思います。
でも、技術は日々進歩していて、お金の価値も変わっています。
たとえば、一昔前、耐震の性能を満たす必要はそこまで要求されていませんでした。
国土交通省のホームページでは、いろんな法律の問題が紹介されています。
一例を挙げておきます。
わたしが考えていることは、
「今買うと、今の技術(もしくは、一昔前の技術)の建物が手に入る。でも、将来買うと、将来の技術の建物が手に入る。だから、買う時期にいい時ってない。」
ということです。
今の耐震性は、将来からみると、微々たるものかもしれません。
一昔前の営業、施主さん含め、現在のエアコンの性能の上昇や大規模震災の到来など、誰が予想したでしょうか。
だから、自分が欲しいと感じたときまで、賃貸で暮らす(仮住まいをする)のは、問題ないと思っています。
「妻が家を欲しがっている」
これは、「欲しいと感じた時」という条件に合致しています。
わたしなら次に考えるのは、「で、どんな家にするの?」という点です。
玄関が広い家?
景色の良いマンションの最上階?
大都会?
田舎の庭の広い家?
もし、ある程度の理想とする、住みたいと考える家があれば、
それは家を買うタイミングなのかもしれません。
その条件って?それが次です。
「将来的に校区のいいところに住みたい」
いいと思います。
他にも、上に挙げたような希望があればもっといいと思いますね。
ただ、後輩の子どもはまだ1歳くらい。
校区が問題になるのって、まだ10年くらい先の話・・・
ちょっと考えるの早いような気もします。
10年後は校区が荒れているかもしれないからです。
まとめ
今回は、条件が全て「自分の欲しい家」を中心に考えてみました。
後輩は田舎がよくて、奥さまは都会が良いようです。
そして、わずか1日だけで、しかもマンション業者1社だけで、決めるのは少しもったいないと、話しました。
どうやら、今回、後輩は決断するのを見送ったようです。
今回の後輩の悩みは、わたしが実際に家を建てていたからこそ相談に乗れました。
でも、わたしに知識がなければ・・・もしかしたら、「今がチャンスだから買っちゃえば?」って、背中を押していたかもしれないですね。
わたしは、自分で本を読み、多くの業者を見に行き、インターネット上の情報も参考にしました。
そうして、よく考えると、だんだん理想像がはっきりしてきて、
今の技術で手に入るもの、入らないもの、必要なもの、不要なもの、が分かってきました。
わたしが一番オススメするのは、
「自分の欲しい条件」だけを探すのではなくて、
「今、最新の取り入れられるモノ」を知ることだと思います。
(この点、長くなるので、今回は触れません)
ところで、わたしは、一戸建てではない、マンションのことは、あまり詳しくないので、
少し、いくつかの業者を回って、調べてみたらどうなんでしょう?
今回の後輩の話を聞いていて、思ったこと。
それは、必死に情報を得ようとしている人は、まだまだ少数派かも、ということですね。
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