こんにちは。
40歳を超えて、次第に自分の健康について気になることが増えてきました。まだまだ若いと思っていたのに、健康診断で引っかかるようになり、数か月前には、手術で入院してました・・・
家を建てると病気やけがをする・・・こういう噂、聞いたことはあったんです。でも、「40歳前後でそんなことはないだろう」って思ってしまってました・・・。あったんですよ、ほんとに。家を建ててからの私の病気については、またの機会に、紹介できたら紹介しようかなあ。
と・も・か・く!
私は、医療に関わる仕事をしていることもあって、日頃から健康には気をつかっていました。その上、家も建てたし、より健康には気をつけるようにしていました。
で、今回は、健康に役立つガジェットである「スマートウオッチ」を取り上げたいと思います。
Apple Watch が有名ですよねー。
仕事で会う同僚も、けっこうApple Watch使ってます。
Apple Watchって、スマートウオッチだけのシェア拡大に留まらないようですよ!!時計業界全体でも、Apple Watchがずいぶんシェアを広げているようです。それくらい、スマートウオッチは広く知られるようになってるんですね。
私は、Androidのスマートフォンを使っているので、Apple Watchではなく、Google Fit 搭載のスマートウオッチを買ってみました。
Fitというからには、運動にも使えるはず。って思って、4か月ほど使ってみたんです。そして、スマートウオッチが抱えている「問題点」を見つけましたよ!
健康器具として、スマートウオッチは使えるガジェットなのか。
何回かに分けて取り上げてみます。今回の記事では、スマートウオッチというガジェット・デバイスという面に重点をおき、目立つ残念な点を取り上げます。
Google Fit 搭載のFoiislスマートウオッチを買った
私が購入したのは、Fossil という会社が販売しているスマートウオッチです。Fossil Sport 。一時期、Amazonなどで半額くらいで買えるキャンペーンがたくさんあって、そのときに買いました。(今でも半額くらいになりやすい商品です。15,000円くらいで買えます。)
これです。
メーカーがスポーツウオッチとして販売しているからには、用途は、運動ですよね。連携するサービスは、Google Fit。スポーツといい、Fitといい、これは運動にちょうどいいはず、と思ったわけです。
これまでは、普通のアナログ時計を使っていましたが、このスマートウオッチに代えて、生活していました。時計はほぼ1日中、つけたままでした。
私が感じた問題点3つ
今回は、スマートウオッチについて、私が感じた不満点を書きます。次の3つです。先にも書いたとおり、あくまで、
「スマートウオッチ」という “デバイス” についての問題点
です。スマートウオッチの性能・機能、などについてではありません。
不満点の3つは、次のとおりです。
順に、説明していきます。
時計としての機能が乏しい
1. 画面がすぐ消える
はっきり言って、スマートウオッチで時刻を調べるのは不便です。ウオッチ(時計)なのに、です。
バッテリーの問題なのでしょうか、スマートウオッチの画面がすぐに表示されません。そのうえ、すぐに画面が消えるのです。
「電車の時間に間に合うか?」、といったとき、時刻を “今” 知りたいのに、表示されるまでのわずかの時間がもどかしい。そして、消えるの早すぎて、「おい、結局、時間分からないじゃないか!」というシーン、よくあります。
2. 平面なので、見にくい
普段、アナログ時計を使っている方は特に感じると思います。
アナログ時計は、長針と短針の2針ありますよね。場合によっては、秒針もあって、3針かもしれません。これらが、物理的に組まれた構造なので、アナログ時計は立体なんです。
でも、スマートウオッチの画面上のアナログ時計には「物理的な機械」感がありません。画面に、針が描かれていても、すぐに二次元(平面)と感じるんです。この違和感が半端ない・・・
スマートウオッチ使うなら、デジタル表示がいいと思います。
3. アンビエントモードは、太陽光の下では無力
いやいや、スマートウオッチにはアンビエントモードがあって、いつでも時刻は画面に表示されているじゃないか?
確かに、省電力が進歩し、時刻をずっと表示させることはできるようになっています。ただし、これ、太陽光の下では、ほぼ使えません。太陽光が強すぎて、全く見えないんです。
トップの写真、私の腕につけたスマートウオッチです。画面が光ってしまっていて、文字が見えません。私は、アンビエントモードって必要ないのでは、と思っています。
バッテリーがなくなると何もできない
1. バッテリーは、もっても1日
スマートウオッチの省電力化が進んだ、といっても、1日もてばいいほうです。2日は100%もちません。
バッテリーに全然余裕がないんです。この「余裕がない」というのが不安をかき立てます。
どういうことか。たとえば、「時刻知りたいけれど、電池減るから、やめとこう」ってなるんです。だから、全然便利じゃない。
常にバッテリーのことに気をつかっているようになります。夕方仕事から戻るとき、「バッテリー家までもつかな・・・」って不安になる。ウオッチなのに時刻を調べるのすら悩んでしまう。
こんな不自由な使い方は、ストレスが半端ないです。
2. スマートウオッチなのに、何もできない
詳しくは次の機会にしますが、「スマートウオッチは、健康の管理や時計機能はもちろん、アプリを入れていろいろできる」というイメージ、ありませんか。
これをすると、当然、バッテリーの消費を早めます。
例えば、地図を時計に表示させて歩く場合。
確かに、Google Mapのスマートウオッチ用のアプリがあります。でも、そんなことしてバッテリーがもつわけありません!
だから、デバイスとしていろんなアプリを入れたり、音楽や地図などいろいろできる機能はあるんですが、バッテリーのことを考えると、何もできないデバイスになってしまうんです。
一昔前、万歩計が流行りましたよね。万歩計をつけていて、毎日バッテリーのことを考えたことってないですよね。そういう日常に溶け込むレベルには、まだまだスマートウオッチは到達していません。
特殊な充電方式
1. USB type CやLightningで充電できない
Google Fit 搭載のスマートウオッチ、どれを買おうかいろいろ考えてたんですが、スマートウオッチを実際に触るまで分からなかったのがこの問題でした。
バッテリーが、とか、省電力が、といった情報は、ネットでもたくさん流れていたのは知っていたので、「バッテリーがなくなれば充電すればいいだけ」と思っていたんです。ところが、これが大問題。充電するのが大変なんです。USB type CやLightningといった、よくみかけるケーブルで充電できない。
2. 予備充電ケーブルが高すぎる
もちろん、スマートウオッチを買ったら、専用の充電ケーブルは入っています。でも、1つだけ。じゃあ予備のケーブルを買おうかな、と思ってみたら、このケーブルがものすごく高級品!!そのうえ、どこにも売っていない!!
USB type Cや、micro USBは、100円均一ショップでも売ってるくらい、日常品となっていますよね。いろんな製品で使用されていて、汎用性がある。だから、いろんなメーカーが互換性のある製品を作っている。その結果、100円均一ショップでも買えるくらい安いし、どこでも買えるというすごい恩恵があります。
AppleのLightningケーブルは、Appleの製品でしか使われていません(これがiPhoneの欠点の1つ)。それでも、iPhoneの市場が大きいために、互換性のあるLightningケーブルは、安くはないかもしれないけれど、入手できる場所は多いです。
スマートウオッチは、充電すればいいのは分かってるんだけれど、充電するためのハードルが高すぎるんです。泊まりの出張の際、充電ケーブルを持っていくのを忘れたら、もう終わりですね。
まとめ
スマートウオッチは、買う前の理想と、買った後の現実、の間には、非常に大きなギャップがありました。
とても便利なものである、生活を大きく進歩させる、なんて思っていましたがとんでもない。
いろいろ不便な点があるのに、それに気づかないよう使えばいい・・・そんな製品でいいの?不安を感じながらも使い続けるモノなの?
今回、スマートウオッチという”モノ”に注目しただけでも、不満点があふれ出てきました。
便利なところも、もちろんあるんです。なので、次回、スマートウオッチについて良い点も踏まえながら、健康・運動のためのスマートウオッチとの付き合い方について、さらに考えていこうと思います。
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